シルバー世代の”からだ” 介護者が知っておくべきこと

 

介護者には、高齢者のからだに関する基礎知識が求められます。

からだの変化がおよぼす影響と、私たちの心構えについて考えてみます。

■加齢による体の変化

歳を取れば誰でも弱ります。若い頃のようにいかなくなるのは当然です。


[画像出典元:あたらしい介護 講談社]

仙厓和尚(せんがおしょう)という人が残した「老人六歌仙」にかかれている中では、高齢者の典型的なな特徴をあげています。

シワが寄る ほくろができる 腰が曲がる 髪が白くなる
手がふるえる 足がよろつく 歯が抜ける 目が疎くなる
寂しがる 杖・めがね 心が曲がる 欲深くなる
くどくなる 気が短くなる でしゃばりたがる 世話焼きたがる
自慢したがる 人を嫌がる 耳が聞こえにくい 死にたいと言いだす

高齢者と関わりを持つと少なからず当てはまることがあると思いますが、それは誰にでも起きうる自然なことです。

[画像出典元:新しい介護 講談社]

若い頃にはあった筋力は痩せていき力強さは無くなります。骨や軟骨も減り、骨折や関節痛になりやすくなります。

そうした壮年期までにはなかったからだの変化が、不慮の事故や衰弱などへと死亡の原因を変えていきます。


[画像出典:平成 29 年(2017) 人口動態統計月報年計(概数)資料]

介護従事者は、もちろんこのようなことを、きちんと知っておくことが大切です。

家庭で過ごしている場合、子供は親を若く力強い時代の映像で捉えてしまい「まだ大丈夫だろう」と考えてます。

もしかすると、頭に描いている姿と実際のギャップに苛立ちを感じてしまうかもしれません。

介護する側は、される側の弱さをきちんと把握することが大切です。

 

介護士が知っておくべきこと

高齢者はからだの機能が衰えるのと一緒に、若い頃のような適応力も低下していきます。

ささいなことでも体調を崩してしまったり、不調になっても自覚できなかったりして訴えることさえない場合もあります。

また高齢と条件が重なると、意識障害の際の意思疎通がより困難になり治療の様だけとなったり、壮年期のような典型的な症状が出ない場合もあり得ます。

また、世代や育つ時代背景により我慢強かったり、ひそかに認知症が進行していたり、または環境の変化に順応できずに介護者に心を閉ざしてしまうこともあります。

ですので、介護者は利用者の体調や変化に最新の注意を払わなければなりません。

慢性疾患など持病の把握と、性格嗜好のクセなども把握に努め、総合的なサポートと介護が必要です。

 

藤の台では、そのような観点から些細な変化を見逃さないよう、日々観察と声かけコミュニケーションを図っています。

利用者様の特性や持病などを踏まえ日々、健やかにお過ごしいただけるよう、努めています。

[参考図書: あたらしい介護 講談社]

関連記事

  1. 冬の皮膚のかゆみ | 原因と対処法

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP